商品と人柄は別

下記は「商品は商品そのもので評価されるべきで,良くも悪くも作成者の人柄や人間性を加味してはいけない。」という典型例です。

松本清張生誕100年『週刊 松本清張』編集長、郷原宏さんに聞く
「腹の立つことが多かったが、作品の素晴らしさに負けた」
http://www.j-cast.com/motto/shop/msc_interview01.html
>切羽詰った状況のなか、電話で「先生、原稿いかがでしょうか」と聞いたら、「できとらん」のひと言。「やむを得ません。明日お願いします」と言った途端、「やむを得ないとは何事か。生意気だ。俺は降りる」と逆鱗に触れてしまいました。
「清張は自分に厳しく、読者に誠実な作家だった」
http://www.j-cast.com/motto/shop/msc_interview02.html
>自分に厳しく、読者に誠実な作家でした。森村誠一が「人間清張は好きになれないけれど、作品は大好きです。作家は作品で評価されるべき」と言っていましたが、私も同感です。

よく嫉妬から苦し紛れに属人攻撃する人*1がいるが,商品は商品として評価批評するもので*2,作成者の人柄や人間性で攻撃するのは,低俗な小学生の喧嘩レベル*3と言われてもしょうがない。

*1:立派な肩書を持つ有名人である専門家にもいるから困るが。

*2:もちろん文芸作品やコードは読んでから,マシンやソフトは搭載実機を実際に使用してからが,当然のプロの誠実な良心です。

*3:大人だったら「品がない」「人間性や社会性を疑う」「いい歳して」と言われても文句が言えない(自戒を込めて)。