小さな巨人

「Word」「Office」販売差し止め−小さなベンチャーに負けたMicrosoft
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/series/infostand/20100118_343010.html
>問題の特許権を持っているのは、従業員約30人のカナダのベンチャー企業i4iだ。同社は、「Word 2007」「Office 2007」に搭載された「カスタムXML機能」が自社の特許権を侵害しているとして2007年3月にテキサス州連邦地裁に提訴した。
>そして、第二ラウンドの控訴審では12月22日、連邦巡回控訴裁判所が一審を支持。Microsoftにあらためて販売差し止めと、懲罰的損害賠償もあわせた2億9000万ドルの損害賠償金支払いを命じた。Microsoft側の完敗である。
>一方、Microsoftが戦いの継続を宣言するとなれば、i4iにとっては、今からでも、より少額の和解金で訴訟を終結させる動機になるという。なぜなら、1)獲得できる額が今後減少する可能性、2)訴訟費用の負担、3)最終的な敗訴、などのリスクを抱えることになるからだという。

裁判費用が巨額になれば原告が負担に耐え切れず少額和解……。