春眠暁を覚えず

キーボード上で居眠り、2億ユーロを誤送金 独
http://www.cnn.co.jp/fringe/35033290.html?google_editors_picks=true
>裁判所での証言によると、行員は送金処理をしている途中で一瞬睡魔に襲われて、キーボードで数字の2を連打。本来の金額の「62.40」ユーロと入力すべきところを「222,222,222.22」と入力し、2億2200万ユーロ(約284億円)の送金処理をしてしまった。
>誤送金を見落とした行員は2012年4月2日、1.4秒足らずで603件の決済を、1.5〜3秒で105件の決済を、3秒あまりで104件の決済をチェックしていたとされる。
>この行員は責任を問われて解雇されたが、フランクフルトの裁判所に訴えを起こした。裁判所は行員の訴えを認めて解雇は無効と判断。過ちは深刻だったとしながらも、銀行側は解雇ではなく訓告処分とすべきだったと指摘した。

ワシも若いときは春の暁のデバッグで,ジャンプ先アドレスを3桁間違えて「バグフィックス」して無限ループに落としたことがあるんじゃて,同情至極じゃが,それよりも2秒前後*1で100件前後の決裁なんて動態視力でも不可能じゃろが(怒。1件の決裁が0.02secなんて眼球運動の限界値でも物理的に不可能なんじゃから。*2

*1:「ダルマさんが転んだダルマさんが転んだ」と早口で言えば丁度2sec

*2:ロッキード人間工学研究所のレポートによれば,前方を視認していて視野の端で何か動いていると知覚認識するだけの0.02secと等価