同業他社も異文化も
独立したら,エールも結構あったが*1,来るは来るはの批判・悪口・批難・怪文書のオンステージであった。職域を荒らされると思ったのか同業他社の中小泡沫企業からのものが一番激しかったが*2,異業種・異業界からのものも結構あった。
前者のモノは,自己の生存を賭けたもののせいか,痛烈かつ適切であり,耳かき100本で耳穴をグリグリとする辛辣さで誠に耳が激痛で会った。ただ歯を食いしばって悔し涙に堪えて分析研究したら,泡沫企業経営者として自分が気付いていなかった足りない才覚や欠点*3がよくわかり,以後の経営方針の指針となった。*4
後者で意外だったのは,公務員と芸術界からの直感的な批判が結構参考になった。曰く「役所のレイアウト標準からすると3センチ出っ張りしてて置く場所に困る。」「こんなシャーシ*5だったら,パリでは見向きもされないぞ。デザインがダサダサで恥ずかしくて使う気が起きねえよ。」*6とか。性能がよければいいという技術屋の傲慢さを痛感しました。